権利の取引であるため損益線が特有です

太陽02
「先物取引」は、将来の決められた日に、決められた価格で売買することを約束する取引で、買い付けた時点の価格と、将来決済した時点での価格の差を利益とするものです。
一方、「オプション取引」というのは、将来の決められた日に、決められた価格で商品を買い付けたり売り付けたりする「権利」(オプション)を取得するための取引です。
先物取引の場合は、精算すべき期日が到来すれば、対象となっている商品そのものを必ず売るか、または買うかしなければなりませんが、オプション取引の場合には、あくまでも「権利」を取引するものですので、買い手が自分にとって不利と判断すれば、将来の権利を放棄することも可能だという点に大きな違いがあります。
このような取引にあたっては、将来の市場価格の変動によりどれだけの損益が見込まれるかをグラフにした損益図が利用されます。横軸には決済する日の市場価格、縦軸には損益が表示され、これに権利行使する価格を組み合わせます。
オプション取引では、買う権利を「コール」、売る権利を「プット」とよんでいますが、これに対応してコールの売り、コールの買い、プットの売り、プットの買いの4つのパターンがあり、損益図は折れ線グラフのような特有の損益線のパターンを描きます。