オプションの売り手

森林02
オプションの売り手はリスクを負う代わりに利益を得ます。オプションは、商品設計を見ればリスクヘッジに用いられるものだと言うことはすぐに分かるでしょう。買うことによって価格変動リスクを抑える事ができるように作られています。ですから、売ることによってこのリスクを引き受けなければなりません。オプションとはリスクの売買だと考える事ができるのです。
具体的には、買った投資家は権利を行使するかどうかを決める事ができるのですが、権利を行使した場合には、売った側はそれに応じなければなりません。12000円コールを売った場合、買った側は12000円で買う事のできる権利を持っていますから、権利を行使すると売った側は12000円で売らなければなりません。市場の価格14000円になっていたとしても12000円で売らなければならないのです。このような事になり得るというリスクを抱えていると言えるでしょう。その代わりに、最初に売るわけですから売ったときの代金を得ることができるというメリットがあります。この代金はリスクに見合っただけ受け取らなければならないですから、リスクプレミアムと呼ぶ事が多いです。リスクがこのように売買されているのです。